デモ口座の取引は、所詮はデモ口座である為、実際のトレードのような心理状態とは異なる。
そのため、デモ口座でどんなに稼げるようになっても、実際のトレードには役立たない、といわれることがある。
しかし、これが逆に役に立つこともある。
デモ口座ならお金が減らない
デモ口座なら、どんなに失敗しても、自分のお金は減らないのだ。
だから、役に立たないと言われるのだが、しかし、だからこそ、デモ口座がいいのだ。
自分のお金が減るかもしれないと思うと、ビビってしまう。
結果、エントリーできなくなってしまう。
しかし、エントリーしてみないことには、その時の判断が良かったのか悪かったのかが分からない。
実際にエントリーしてみると、次にみるのは決済のタイミングだ。
しかし、エントリーしなかった場合は、エントリーするタイミングを見る。
この時点で、視点が異なっている。
異なる視点でチャートを見ると、見える景色が変ってしまうのだ。
エントリーのチャンスをみるのは、過去チャートだってできないわけじゃない。
イグジットのタイミングをみるのもできないわけではない。しかし、どのたいみんぐで エントリーしたかでイグジットのタイミングは異なってくる。
特にスキャルピングのように小さな利益を狙うのなら、その差は大きい。
デモ口座で勝てないならトレードするな！
エントリーを沢山する練習をするためにはデモ口座で練習することはとても大事なのだ。
デモ口座で勝てる人が実際のトレードに勝てるわけではない。
しかし、デモ口座で勝てる技術がない人は実際のトレードでは勝てないのだ。
だから、まずはデモ口座で勝てる技術を身につける必要がある。
技術を身につけるためにわざわざ身銭を切る必要はない。デモ口座で十分だ。
デモ口座では緊張感がないから、勝てない・・・なんてことは絶対にない。
だいたい、トレードに緊張感が必要なのか。リラックスしてトレードできるに超したことはないじゃないか。
実際のトレードは緊張感がない方が冷静に判断できる。
話がそれた。
デモ口座ではやる気がでないから勝てないというのは、恐らくいいわけで、単純に技術不足だ。
デモ口座ごときは目をつぶっていたって勝てるようになっておかなくてはならないのだ。
だから、FX初心者が最初にすべきことは、デモ口座で十分稼げるようになることだ！
